乳腺クリニック
乳腺クリニック
乳腺専門医が診察いたします。
マンモグラフィと超音波検査を当日に実施いたします。
当院では予約の患者様を優先して診察させていただきます。事前にWEB予約もしくは電話予約をお願いいたします。
すべての方において下記のものをご持参ください。
乳腺の症状がある方や、もともと乳腺の疾患(経過観察が必要な腫瘤や石灰化など)を指摘されている方は、検診ではなく保険診療となります。
世田谷区乳がん検診では触診とマンモグラフィを行います。ご対象の方の詳細は下記リンクをご参照ください。
マンモグラフィに加えて超音波検査を行うことをおすすめしています。ご希望される方はご予約もしくはご来院の際にお知らせください。
※厚生労働省が始めたJ-STARTという研究で、40歳代の日本人の乳がん検診において、マンモグラフィと超音波検査を併用すると早期の乳がんが見つけやすくなるという結果が報告されています。
世田谷区の検診以外で乳がん検診をご希望される方は自費診療になります。
マンモグラフィは6,500円(税込)、超音波検査は4,000円(税込)をいただいております。
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受付に保険証や世田谷区乳がん検診受診券をご提出ください。問診票をお渡ししますので、待合カウンターでご記載をお願いいたします。
受付に保険証や世田谷区乳がん検診受診券をご提出ください。問診票をお渡ししますので、待合カウンターでご記載をお願いいたします。
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女性専用スペースにお入りください。
女性専用スペースにお入りください。
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更衣室で上半身を検診衣にお着替えください。ワンピースなど着用の方にはズボンも用意しております。着替えたあとは女性専用スペースの椅子にかけてお待ちください。
更衣室で上半身を検診衣にお着替えください。ワンピースなど着用の方にはズボンも用意しております。着替えたあとは女性専用スペースの椅子にかけてお待ちください。
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マンモグラフィや乳房超音波を行います。担当スタッフがお声がけいたします。
マンモグラフィや乳房超音波を行います。担当スタッフがお声がけいたします。
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診察室で結果説明を行います。
診察室で結果説明を行います。
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各種キャッシュレス決済にも対応しております。
各種キャッシュレス決済にも対応しております。
乳房のX線撮影のことで、薄い板で乳房を挟み、圧迫して広げることで診断しやすい写真を撮影します。腫瘤や石灰化などを確認することが可能で、特に微細な石灰化をみつけることに優れており、早期の乳がんを発見することができます。多少の痛みを伴うことがありますが、当院では患者様に優しい最新型のマンモグラフィ装置を用いて痛みに配慮した撮影を行います。専任の女性診療放射線技師が丁寧にお声がけしながら撮影しますのでご安心ください。
ゼリーをつけた機器で超音波を当て、その反射を利用して画像をつくります。乳房超音波は乳房内に腫瘤があるかどうかの診断に有効です。また、腫瘤が良性か悪性かの推測が可能です。マンモグラフィで乳腺全体が真っ白に写ってしまい腫瘤を見つけにくい高濃度乳腺の方(日本人、特に40歳未満の方に多い)においても、乳房超音波では腫瘤をみつけることができます。
局所麻酔後に針を刺して乳腺の一部を採取する検査です。画像検査で良性か悪性の区別がつかない場合に行います。乳がんの診断をつけることが可能で、さらに組織の形態やホルモン感受性など治療選択に関わる多くの情報を得ることができます。皮膚に小さい切開をおいて超音波を見ながら針を刺して組織を採取しますが、痛みを感じないように十分な量の局所麻酔薬を使用しますのでご安心ください。当院では吸引式針生検という小さい傷から十分な量の組織を採取できる方法を導入しています。
ホルモン療法の副作用である肝機能障害や脂質異常などが出現していないかどうかの確認を行います。また、乳がん手術後の方の腫瘍マーカーも測定することができます。腫瘍マーカーは転移や再発がある場合に上昇することがありますが、診断能力が高いとは言えず、あくまで補助的なものです。乳がんにおいてはCA15-3、CEA、NCC-ST-439などがよく使われます。
クリニック内に置いていない高度医療機器を用いた検査は、必要に応じて近隣の検査専門施設などで行っていただき、結果説明は当院で行います。患者様の労力は最小限となるように検査予約などのマネージメントをさせていただきます。
乳がんの診断がついた場合は患者様の状況やご希望に沿って、一緒に安心できる病院を選んでご紹介させていただきます。ご紹介先の病院で手術などの主な治療が終わりましたら、当院でホルモン療法や定期検査を行うこともできます。
乳がんの手術が終わった後に再発予防の目的で抗ホルモン療法を行うことがあります。一般的に”ホルモン療法”と略して言うことが多いです。内服薬や注射薬がありますが、いずれも当院で行うことができます。
軽症の場合は抗生剤の投与を行います。超音波で観察して膿がたまっている場合は、局所麻酔の後に皮膚を小さく切開して膿を出す処置を行うことがあります。
乳腺の病気についてまとめました。ご不明な点や心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
乳がんは女性が発症する最も頻度の高いがんです。その一方で、進行するのがゆっくりなものが多いこと、治療がとても進歩していることから、最も治しやすいがんでもあります。
線維腺腫は乳房の代表的な良性腫瘍です。10歳代後半から40歳代の人に多く起こります。ころころとしたしこりで、触るとよく動きます。
初期のものは線維腺腫に似ているものの、急速に大きくなることが多いのが特徴です。ほとんどは良性ですが、中には悪性のものもあります。
乳汁の通り道である乳管の中にできる良性の腫瘍です。症状としては乳頭から透明や薄黄色、血液が混じった赤や褐色の分泌物がみられることがあります。
乳腺嚢胞は乳汁の通り道である乳管の中に分泌物がたまり袋状に膨らんだ状態をいいます。通常、分泌物は乳管を通って乳頭から排出されますが、何らかの原因でその分泌物が乳管の中にたまってしまうと嚢胞が形成されます。
乳腺症は、30~40歳代の女性に多くみられる乳腺のさまざまな良性変化をひとくくりにして呼ぶときの総称です。卵巣から分泌される女性ホルモンが関わっているとされています。
乳腺に細菌感染が起こったり、乳管に乳汁が詰まったりして、乳房に炎症を起こすことを乳腺炎と言います。授乳中の女性に起こることも多いです。
男性によく生じる乳腺疾患に女性化乳房症というものがあります。男性でも乳頭直下に乳腺組織がありますが、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが不安定になり女性ホルモンの影響が強くなると、乳腺組織が発達し、乳頭直下のしこりや痛みの症状が出現することがあり、この状態を女性化乳房症と言います。
男性の乳がんの発生頻度は女性の100分の1程度と言われています。男性乳がんの治療や成績に関しては女性の乳がんとほぼ同じとされています。
当院では女性専用スペースを用意しているため、男性の方でもお気をつかわずにご受診いただけます。気になることや心配なことがありましたらお気軽にご来院ください。