甲状腺クリニック
甲状腺クリニック
内分泌外科専門医が診察いたします。
血液検査と超音波検査を当日に実施いたします。
当院では予約の患者様を優先して診察させていただきます。事前にWEB予約もしくは電話予約をお願いいたします。
すべての方において下記のものをご持参ください。
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受付に保険証をご提出ください。問診票をお渡ししますので、待合カウンターでご記載をお願いいたします。
受付に保険証をご提出ください。問診票をお渡ししますので、待合カウンターでご記載をお願いいたします。
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診察室で診察や超音波検査を行います。
診察室で診察や超音波検査を行います。
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採血スペースで採血を行います。
採血スペースで採血を行います。
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各種キャッシュレス決済にも対応しております。
各種キャッシュレス決済にも対応しております。
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結果が出るまで数日かかりますので、再診にて結果説明を行います。
結果が出るまで数日かかりますので、再診にて結果説明を行います。
甲状腺の病気の診断に必要な甲状腺ホルモン値や甲状腺自己抗体値を測定するために血液検査を行います。甲状腺ホルモン値であるFT3、FT4、TSHを測定することでホルモンの分泌量がわかり、甲状腺機能亢進や甲状腺機能低下があるかどうかの判断が可能です。また、バセドウ病は抗甲状腺刺激ホルモン受容体抗体(TRAb)、橋本病は抗サイログロブリン抗体や抗TPO抗体を測定することで診断します。甲状腺の腫瘍マーカーも測定することができます。腫瘍マーカーは甲状腺がんを発症した場合、もしくは甲状腺がん手術後の転移や再発がある場合に上昇することがありますが、良性腫瘍やその他の理由で上昇することもあり、あくまでも補助的なものです。甲状腺がんにおいてはサイログロブリン、CEA、カルシトニンなどがよく使われます。
ゼリーをつけた機器で超音波を当て、その反射を利用して画像をつくります。甲状腺超音波は甲状腺や副甲状腺の腫れがあるかどうか、甲状腺内に腫瘤があるかどうかの診断に有効です。また、腫瘤が良性か悪性かの推測が可能です。
超音波をみながら細い針で刺して甲状腺の細胞を採取する検査です。画像検査で良性か悪性の区別がつかない場合に行います。採血で使用するものと同じくらい細い針で刺しますので、局所麻酔は省略することが一般的です。当院では午前中の診療時間に実施いたします。
クリニック内に置いていない高度医療機器を用いた検査は、必要に応じて近隣の検査専門施設などで行っていただき、結果説明は当院で行います。患者様の労力は最小限となるように検査予約などのマネージメントをさせていただきます。
甲状腺がんやバセドウ病に対する手術やアイソトープ(放射性ヨウ素)治療が必要となった場合は、患者様の状況やご希望に沿って、安心できる病院を一緒に選んでご紹介させていただきます。ご紹介先の病院で主な治療が終わりましたら、引き続き当院で処方や定期検査を行うこともできます。
橋本病や甲状腺手術後などで甲状腺ホルモンの分泌が低下している方や、不妊治療中もしくは妊娠中で甲状腺ホルモンの補充が必要な方に対して、甲状腺ホルモン薬(商品名:チラーヂンS錠)の処方を行います。副作用がほとんどなく安心して内服できるお薬です。貧血の治療薬である鉄剤やコーヒーは、甲状腺ホルモンの腸管からの吸収を妨げますので、2時間以上ずらしてお飲みください。
バセドウ病の治療薬として抗甲状腺薬(商品名:メルカゾール錠、チウラジール錠/プロパジール錠)や無機ヨウ素薬の処方を行います。抗甲状腺薬は内服開始後2~3か月は副作用が起こりやすい時期であるため、その期間は2週ごとの通院と血液検査が必要です。
甲状腺は首の前のやや下にあり、体の新陳代謝を行うホルモンを分泌する15~20g程度の小さい臓器です。何らかの理由でホルモンが多く分泌されると代謝が活発になりすぎて、動悸、手の震え、よく食べるのにやせるといった症状が出現することがあります(甲状腺機能亢進症)。反対に、ホルモンの分泌が不足すると代謝がにぶくなってしまい、疲れやすさ、眠気、むくみ、体重増加などが起きることがあります(甲状腺機能低下症)。また、甲状腺は思いのほかに腫瘍ができることが多い臓器でもあります。甲状腺の病気についてまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。
甲状腺を刺激する抗体(抗TSHレセプター抗体:TRAb)が作られてしまい、その抗体が甲状腺を刺激することにより甲状腺ホルモンが過剰に産生される病気です。
甲状腺に炎症が起きて、首の前に痛みや発熱を伴う病気です。風邪のような症状に続いて起こることが多く、発症にウイルスが関与しているのではないかと考えられています。
何らかの原因で甲状腺組織が破壊され甲状腺ホルモンが血液中に流れてしまい一時的な甲状腺機能亢進症となります。
甲状腺の腫瘤から甲状腺ホルモンを過剰に分泌してしまう病気です。腫瘤が1つの場合はプランマー病ともいいます。治療はアイソトープ(放射性ヨウ素)治療もしくは手術となります。
橋本病は自己抗体(抗サイログロブリン抗体、抗TPO抗体)が甲状腺に慢性的な炎症を引き起こしてしまう病気で、慢性甲状腺炎とも言います。
甲状腺ホルモンが不足していると、妊娠しにくくなることや、妊娠後も流産や早産のリスクが上がることがわかっています。甲状腺ホルモンは胎盤を通して胎児に移行し、胎児の知能を含めた身体発育に重要な働きをします。
甲状腺の細胞が増殖して腫瘤状に発達しているもので、甲状腺内に小さいものが1つから数個できること(腺腫様結節と言います)や、たくさんできて甲状腺全体が腫れることがあります。
良性腫瘍ですが、細胞診を行っても甲状腺の悪性腫瘍である濾胞がんとの区別がつかないため、総合的な評価が必要となります。
甲状腺がんの中で一番頻度が高く、90%を占めます。進行が遅く、おとなしいがんであることがわかっています。穿刺吸引細胞診により、比較的容易に診断することができます。
甲状腺がんの中で5%を占めます。こちらもおとなしいがんであることがほとんどですが、中には肺や骨に転移するものもあります。細胞の形状だけでは良性の濾胞腺腫と区別することができないため、診断には手術による切除が必要となります。
甲状腺がんの中の1-2%を占め、遺伝子異常(RET遺伝子)を伴うものと、伴わないものがあります。遺伝子異常を伴う場合はご家族も髄様がんを発症することがあり、さらに褐色細胞腫や副甲状腺機能亢進症といった内分泌疾患を併発することがあります。血液検査で腫瘍マーカーのCEAやカルシトニンが上昇することがあります。
とてもまれながんですが、急速に増大する腫瘤を伴うことが多く、生命予後は極めて不良です。発症する方は高齢であることが多いです。長年にわたって存在していた乳頭がんや濾胞がんの性質が突然変わって未分化がんになることがあります(未分化転化)。
橋本病に合併することがあるまれな悪性腫瘍です。診断には切除生検が必要となります。生命予後は比較的良好で、治療は総合病院の血液内科・腫瘍内科で放射線療法や化学療法を行います。
副甲状腺は甲状腺の裏側に通常4つある米粒の半分くらいの大きさの臓器です。副甲状腺ホルモンを分泌し、カルシウムを骨から血液中に送り出して、血中のカルシウム濃度を上昇させる働きがあります。副甲状腺が腫れてホルモンが過剰に分泌されると、血液中のカルシウム濃度が必要以上に高くなります。